宮藤官九郎さん&岡田将生さんのタッグということで、放送前から「おもしろくないわけがない!」「絶対おもしろいに決まっている!」と、前評判の高かった日テレドラマ『ゆとりですがなにか』。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれが、今年29歳という人生の岐路を迎えることにちなんだ作品です。1987年生まれでなくとも、「もしかしてあなた、ゆとりですか?」と問いただしたくなるような人が、12星座界にも存在します。ランキング形式にてご紹介しましょう。
第1位 魚座……打たれ弱いですけどなにか?
ゆとり世代に対して、「打たれ弱い」というイメージをお持ちの人も多いでしょう。魚座は、しかられるのが苦手です。苦手どころか、「怖い」とすら思っています。そりゃ、世の中にはしかられて伸びるタイプの人間もいるでしょう。でもね、魚座は、しかられると萎縮しちゃうんです。上司から、ほんのちょっとでも厳しく指摘されようものなら、翌日は体調不良を起こして休んでしまうでしょう。ガラスのハートの持ち主なので、どうかお手柔らかにお願いします。
第2位 双子座……愛社精神? ないですけどなにか?
「入社の動機」とか、「今の会社でやりたいこと」とか聞かれても、ぶっちゃけ困ります。はっきり言っちゃうと、そういうのないので。双子座ほど、野心とは無縁の星座はないでしょう。双子座は、人生なるようにしかならないと思っています。逆から言うと、なるようになると、超お気楽モード。愛社精神ゼロなので、「この会社、合わないなあ」と感じたら、ソッコーで転職します。勤続年数が短いと転職に不利だとか、一切気にしません。人生、なんとかなるでしょ!
第3位 牡牛座……会社の飲み会? 欠席しますけどなにか?
牡牛座は、空気が読めないのではなく、空気を読まない星座です。それゆえ、仕事とプライベートの線引きはきっちりしています。部署の飲み会だろうと、役員も顔を出すような「暗黙の了解で強制参加」の飲み会だろうと、プライベートに用事が入っていれば、しれっと断ります。いや、予定が入っていなくても、「なんとなく乗り気がしない」などの理由で欠席することもしょっちゅうです。欠席理由をたずねられても、マイペースな性格ですから、ウソをつくこともなく、「ダルいので」と正直回答するでしょう。
第4位は水瓶座。合理主義なので、風邪などで会社を休む際は、電話ではなく、LINEで連絡。だって、LINEのほうが早いでしょ? 第5位の射手座は、恋愛に全力投球するのはコスパ上よろしくないという理由で、単独行動メインです。恋人がいる時期も、片手間感覚でしょう。
第6位の獅子座は、終業時にタイムカードを切るのが誰よりも早いです。17時ちょうど……いや、16時55分くらいからソワソワし始めます。第7位は蟹座。オフィス内で電話の呼び出し音が鳴り響いていても、気分によっては出ないこともしばしば……。
第8位は乙女座。ドラマ『ゆとりですがなにか』のヒロイン・宮下茜(安藤サクラ)タイプで、ゆとり世代に生まれたとしても、「これだから、ゆとりは」と呼ばれたくない一心で、己を律するでしょう。第9位の蠍座は、第3位・牡牛座と真逆です。行きたくない飲み会にも、ポーカーフェイスで参加します。嫌な顔ひとつ見せません。
第10位の天秤座は、人間社会を生きていくうえでは、協調性命と思っています。ゆえに、協調性に欠けるゆとり世代が理解できないのです。第11位は牡羊座。他者と競争することに不慣れなゆとり世代と違って、競争することに燃えるタイプです。
そして第12位は山羊座。野心の塊のような星座です。野心成就のためだったら、何だってする覚悟はできています。目上の人にとって、「扱いやすい部下」であることを美徳としているので、昭和世代の上司からは重宝されるでしょう。
「ゆとり」の本来の意味は、「物ごとに余裕のあること」や、「窮屈でないこと」です。そう考えると、決して悪い言葉ではありません。そういえば、「ゆとりのある暮らし」などの言い方もしますからね。社畜モードになっているときは、ゆとり星座を見習うのもオススメですよ。
(菊池美佳子)