叱られたときの態度でわかる自覚したい裏の顔 反論する人は思った以上に自信過剰!
たとえ自分に非があったとしても、人から注意を受けるのは嫌なもの。もしあなたが、少々理不尽なことで上司から注意を受けたら、どんな態度をとりますか? そこから、自覚したいあなたの裏の顔がわかります。
「すみません」とすぐに謝る人の表の顔は、「社会性のある常識人」。しかし、その裏には、「謝ればなんとかなる」といった無責任さが隠れているよう。このタイプは、面倒ごとが大の苦手。巻き込まれることを避けるために頭を下げているのです。ただし、叱られるストレスを回避しようと自分を偽り、逆にストレスをため込むといった悪循環に陥ることもあるので注意が必要です。たまには本音も出すべきでしょう。
「体調が思わしくなくて……」など、もっともらしい言い訳を口にする人の表の顔は、「真面目ないい人」かもしれません。しかし裏には、ネガティブな評価を受けることには耐えられないといった、自己保身の強さがあるようです。このタイプはプライドが高いわりに自信がなく、自分の正当性を並べ立てることで体面を保とうとする傾向が。周囲の目が気になるなら、口先だけではない実力を養いましょう。
「でも、私は違うと思います」といった具合に、堂々と反論を繰り広げる人。表の顔は、「仕事熱心なデキる人」でしょう。しかし裏には、自分の考えは絶対に曲げたくないといった、意固地さが潜んでいるようです。このタイプは自分に自信を持ちすぎているため、異を唱える相手を受け入れられず、敵と見なして攻撃する傾向があります。世間を狭くしてしまわないよう、もっと広い心を養いましょう。
「○○さんが、そう言ったので……」など、叱られた原因を他の誰かのせいにしがちな人。表の顔は、「周囲の意見に従う素直な人」かもしれません。しかし裏には、人に責任を押しつけて、自分は安全地帯にとどまろうとする、幼稚な自己中心性が隠されているようです。このタイプは精神的に未熟な上、ストレス回避志向が強いので、追い詰められると逆ギレする傾向があります。もう少し大人になりましょう。
裏の顔に、心当たりはありましたか? ドキッとした人は、周囲に対する態度を省みるヒントにしてください。
(夏川リエ)